2018/01/25(木)Let's noteのRZ6のLTE対応モデルはGNSSセンサ搭載?

去年の暮れにLet's note RZ6のLTE搭載モデルを購入して使用していたのですが、ふとデバイスマネージャーを見ていたところGPSの文字を見つけました。
スクリーンショット 2018-01-25 21.06.44.png

購入時のカタログでGPS搭載というのを見た記憶がなかったのでもう一度確認してみても「照度センサー/地磁気センサー/ジャイロセンサー/加速度センサー」のみとなっており、GPSの文字はありません。(RZ6-BFMQRスペック
というかこれを見てここまで揃っているのにGPSは無いんだと思った覚えがあります。それはさておき、もう少しデバイスマネージャを見てみるとCOMポートのところにこんなものを見つけました。
スクリーンショット 2018-01-25 21.08.22.png

COM3がNMEAポートに割り当てられてるようです。ということでつないでみました。GPS用のソフトを探そうかと思いましたが、どれがいいのか分からなかったのでNMEAを読み込むプログラムを書いて表示させてみました。
スクリーンショット 2018-01-25 21.23.30.png

普通にNMEAを吐き出してくれますね。すごい。しかも、衛星もたくさん表示されててしっかりとつかめるようですごいなぁ...とNMEAを見てて違和感が...
そうです、衛星番号が70~80くらいなんです。ということでGLONASSを掴んでるんですね。(ちなみにGPSもちゃんと掴みます。)
しばらく待っていると現在位置も吐き出しました。室内にいるのに。感度もなかなかいいようです。さすがに位置情報がばれるので画像は無しで。

RZ6にはカタログには書いてませんがGLONASS/GPSに対応したセンサが載っているようです。
ちなみにNMEAの読み方はここを参考にしました。

2018/01/06(土)QNAPミドルレンジモデルの比較

PC::QNAP
 QNAPのts-212pが遅いのでリプレースを考えているのですが、候補に挙がったのが
①TS-251(Home)
②TS-431X(SMB)
③TS-453B(SMB)
の3製品です。
195_1447728785_TS-2512B_Front2BRemote-Control.png
 
266_1484897476_TS-431X_left-angle-of-elevation.png
 
293_1505812275_TS-453BT3_Front2BControl.png


想定している用途としてはPCのデータ倉庫を考えています。普段使用するPCの本体はなるべくコンパクト
また、巨大ファイルを多く保存していることからシーケンシャル性能が欲しいと考えています。
大体HDD1台当たり80~180MB/sの速度が出ますので、接続速度が1GbpsならRAID1で十分ですが、10Gbpsを導入するならRAID5もしくは6を導入したいところです。
このうち、①は1000BASE-T、②はSFP+、③はオプションの10Gbpsカードを装着することで10GBASE-Tに対応するので、①なら2ベイ、②③なら4ベイ以上のモデルを選びたいところです。

SFP+と10GBASE-Tはどちらも規格上の速度は10Gbpsで同じなのですが、SFP+のほうがレイテンシが少ないものの、接続には1本1万円近くするトランシーバケーブルが必要となります。一方で10GBASE-Tは通常のLANケーブルが使えるなど導入コストは安くなります。
ただ、本体価格(拡張カード込み)が①が3~5万程度、②が約6万円、③12万円となることを考えると②のコスパがいいですね。

ベンチマークを見ると②が956MB/s、③が683MB/sと、SFP+である②が早くなっていますが、暗号化ボリュームにすると②312MB/s、③が690MB/sと逆転されてしまいます。
431X.PNG
453b.PNG

③については暗号化の有無で速度が変わっていないのでボトルネックはネットワーク側にありそうです。やはり10GBASETはあまり速度がでないのでしょうか...

値段が重要なら①、暗号化を使うなら③TS-453B、普通に使うなら②TS-431Xがよさそうですね。

2017/12/22(金)QNAPエントリーモデルのQSyncが遅くて使い物にならない件について

PC::QNAP
 自宅にQNAPのTS-212pを導入しており、ファイル一式を保存するなど有効に活用しています。ただ、使用しているとだんだん不満点が目に付いてきます。とにかくCPUがARMの1コアで貧弱なのですべてがもっさりと感じてしまいます。とくに酷いのがQSyncというサービスです。

 QSyncはいわゆるDropboxやOnedriveのようなもので、PCとNASの間でファイルを同期してくれるというものです。理論上はNASの容量いっぱいまで使えるので、DropboxやOnedriveの有料オプションに年間1万使うよりもコストパフォーマンスがいいですし、OnedriveなどはMicrosoftが検閲を行っておりセキュリティの観点からも問題がある上、事故か故意かはわかりませんが勝手にファイルを消されたことがあることを考えると、自分の管理下にデータを保存しておくほうが安心できると思います。

 というわけでQSyncを利用してPC間で同期していますが、速度が思ったよりも上がりません。大きいファイルを同期するシーケンシャルなファイルの転送では100~200Mbps程度の速度が出て早いのですが、細かいファイルになると毎秒1~2ファイル程度になってしまい、同期に時間がかかってしまいます。

 リソースモニタを確認するとCPU使用率が100%となっているので単純に性能不足なんだろうとは思いますが、それにしても遅すぎる気はします。ちなみに4コアCeleronが搭載されているTS-x53Bだと100~1000ファイル/秒程度の速度が出ているので単純に性能の問題だと思いますが...

 ということで、QNAPを買う際はエントリーレベルの一番下位モデルではなく比較的上位モデルのをお勧めします。TS251なら4.5万円~買えますので。

2017/11/22(水)メルカリ便の料金と販売費の関係

メルカリ便はメルカリで販売したものを割引料金で利用できる配送サービスです。
ヤマトによる配送はらくらくメルカリ便、郵便局による配送はゆうゆうメルカリ便となっています。
送料はメルカリ内の売り上げから直接引かれるようになっていますが、値付けをする際にどの程度の利益が得られるのかが見えづらいので少しまとめてみました。

郵便局ヤマトヤマト/郵便局ヤマト
ゆうパケットネコポスコンパクト6080100120140160
配送料175195445600700900100012001500
経費率売価
100%--494--1000111113331667
80%--636-10001286142817142143
60%350380890120014001800200024003000
40%5836501483200023333000333340005000
30%8759752225300035004500500060007500
20%175019504450600070009000100001200015000
売価販売収入
3009575-------
450230210-40------
700455435185------
10007257054553002000-100-300-600
200016251605135512001100900800600300
4000342534053155300029002700260024002100
8000702570056755660065006300620060005700

こうしてみるとメール便や宅急便コンパクトの経費率が異常に安いことがわかります。
メルカリ便は宛名をシールに印刷してくれるシステムがあるので、発送も梱包だけすればよく、とても便利です。個人的にはメルカリ便があるからメルカリを使うといっても過言ではないかもしれません。

2017/11/22(水)メルカリなるものをはじめてみた

最近、メルカリを始めました。

 メルカリはいわゆるフリマサイトで、10%の販売手数料でユーザーに売ることのできるサイトです。
また、メルカリ便という割安で利用できる配送サービスがありユーザーは利用できるほか、匿名配送にも対応しているのでお互いに個人情報を知られずに取引ができます。

 試しに何点か販売してみたところ、割安の値付けをしたものは一瞬で売れたのが印象的でした(逆に割高な値付けをしたものはいつまでたっても売れない)。
アプリから商品ページを見た人数や、いいねをした人数がわかるので販売戦略の参考になります。
例えば、いいねだけがたまってきた時は少し値下げすると購入される、とか、閲覧数が伸びないときは需要がなかったり写真の写りが悪かったりなど。
しかも、工夫すればそれがすぐに数字や結果となって反映されるレスポンスの良さも楽しい。

 また、購入後のやり取りもスムーズだと感じました。
お互いの住所のやり取りをする必要がなく、入金されればヤマトの営業所に行きQRコードを端末にかざすだけで伝票が自動印刷されるので便利です。
ヤフオクなんかのYahooプレミアムやオークションゆえの売れるまでの時間や手間とかを考えると断然こっちのほうがいいような気がしました。
これはハマりそうです。